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奇跡のホストファミリー
By Yama
滞在場所:ニューヨーク州
滞在期間:10か月
学年:高校1年生
私のホストファミリーは、出国1週間前に決まりました。出国を目前に控えていた当時、その知らせはなおさら私を慌てさせました。なぜなら、出国までの1週間の間に、その家庭に合わせたお土産を買ったり、メールを出したりする必要があったからです。しかし、知らせをじっくり読み込む中で、家族の詳細を見て私は、「きっとうまくいく」と確信しました。
私の趣味はピアノやギターなどの楽器を弾くことなのですが、お世話になる4人家族のホストファミリーは、皆何か楽器を演奏することができました。しかも、ホストファザーはプロのミュージシャンで、全米でも有名なスタジアム「マディソンスクエアガーデン」で20年以上オルガン奏者をしている人でした。 さらに、ホストマザーはかつて日本に長期留学していたらしく、送られてきたメールには日本語が混じっていました。
実際に渡航してみれば、ホストファミリーは本当に素晴らしい人たちでした。
ホストマザーは空港で「いらっしゃい!!」と日本語で話しかけてきてくれて、到着早々緊張も少し和らぎました。
渡航してしばらくして、自分の生活のリズムが整って来てからは、ホストファザーがいろんな音楽のパーティに誘ってくれて、私はそのたびにいろんな曲をギターで弾きました。 また、ドラムを演奏するホストブラザーは学校で友達とバンドを組んでおり、私もその中に混ぜてもらうことになりました。ほぼ毎月あるパフォーマンスの舞台でリードギターやキーボードを担当し、ソロを弾くたびに観客席から歓声が上がりました。
このように、私の留学生活は趣味であった音楽に支えられました。音楽に関係した話や、曲のアレンジのことなどをたくさんしゃべり、それによって英語力をあげたといっても過言ではないくらいです。
そんな音楽と英語に満ちた留学生活のお蔭で、日本に帰国してから英検準1級を取得しました。 友人の中には、ホストファミリーとの相性があまりよくなく、ホストチェンジを余儀なくされた人もいました。
ホストファミリーとの相性は留学して到着するまで全くわかりませんが、私と私のホストファミリーはまさにベストマッチ。
私との組み合わせはまさに奇跡としか呼べないホストファミリーでした。
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