top of page

元不登校が高校で米国留学し、

       世界規模の起業家を目指す‼︎

 

By 前田真司

 

滞在場所:ニューヨーク州

滞在期間:1年(継続中)

学年:高校2年生

 

小学生の1,2年間、反抗期が早かった僕は学校にほとんど行っていませんでした。

 

将来の目標も特に持たず遊び呆けて過ごした小学校時代。そんな自分に転機が訪れたのは、中学1年のときに、ある自己啓発書を読んだ時です。勉強も、皆無と言っていいほどしていなかった僕は、「このままじゃ俺の人生ヤバイくないか⁇...」と、直感的に感じました。 勉強にやっと火が付いたのは、中学2年の時。ノー勉だった試験勉強を、とりあえず、試験1週間前から取り組んでみた。 結果、内申が10以上上がり、学年トップレベルに這い上がりました。 それ以降、自分の将来について真剣に考えるようになりました。

 

将来のやりたい職業の中で上がってきたのは、国際パイロットや国際弁護士など、"国際関係"の仕事。大人になってから仕事に就く前に、アドバンテージを取りたいと考えたときに思いついたのが"高校留学"。結果、AFSの選考試験を通って、約1年間の米国を実現する事ができました。

 

留学を通して、1番身についたと思う事は、何でも挑戦してみるチャレンジ精神と周囲を気にせず、良い意味で自分を通す力です。 留学中はたくさんのクラブと課外活動に参加しました。クラブは陸上、水泳、吹奏楽、ミュージカルなど... クラブを通してたくさんの友人と交流する事ができました。 また、課外活動ではModel UN という、シカゴで行われた、大規模な模擬国連会議に参加し、世界標準レベルの高校生たちと議論し、とても刺激を受けました。

 

僕は高校留学前の海外経験はほとんどなかったため、授業を完璧に理解するのには苦労しましたが、その分それを通して得たものは大きかったです。米国の高校では、先生と生徒の授業内容における会話が盛んなので、僕もたくさん質問をしました。しかし、そのうちの半分くらいは、授業中に聞き流した事だったので、周りからはかなり笑われたり、馬鹿にされていました(笑)。でも、さすがにそれを何ヶ月も繰り返すと、最初は恥ずかしさと悔しさでいっぱいだったものも、慣れてくると、何にも感じなくなり、今では周囲を気にせずに、常に堂々と自信を持っていられます

 

数ヶ月に1度行われる留学生同士の交流はとても楽しく、刺激的でした。 ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど様々なバックグラウンドを持った留学生と交流でき、様々な文化をシェアする事ができました。これも、留学ならではの経験です。

 

現在、将来はアジアを中心とした教育改革をメインとした起業家を目指しています。 その1つの理由は、日本のインプット中心の教育制度とはまるで違う米国の、学びたいことを学べるリベラルな教育制度に魅了されたからです。また、留学中で身につけた、チャレンジ精神や大胆な実行力がそれを支えているのだと思います。

 

改めて自分を振り返ってみると、不登校からここまで這い上がり、これからも、目標を追い求められるのは、高校での留学経験があったからだと確信しています。

 

1回切りの人生の中で、日本という、小さな島国から飛び出し、数多くの刺激をもたらす留学は、本当に意義のあるものになると思います。僕の体験談を見て、留学に少しでも関心を持ってもらえれば幸いです。

 

 

 

 

前田真司
bottom of page