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海外留学を通して

By 力

 

滞在国:イギリス

滞在期間:継続中(2011年夏から)

学年:大学2年生

 

現地の現状を教えてください

―ウェールズにいたころはとても田舎の方で通っていた学校しかなかったためとても安全であった。生徒は国際色豊かだったが地元の人々はもちろん白人が多かった。
ロンドンでは多くの人種が混ざっており、非常に多文化を感じることができる。住んでいる人も様々だが、全体的に学生とビジネスマンで溢れている。とても忙しい町である。危ない地域に行かなければ危険という印象はない。

 

現地でどのような活動をしたか・どういった理由で滞在したかを教えてください

―高校2年生の夏にUnited World College (UWC)に留学し、その後ロンドンのUniversity College London(UCL)で心理学を専攻している。
UWCではInternational Baccalaureateを取得し、UCLでは3年かけて心理学を勉強している途中である。現在は顔の表情の認識についての研究を行っている。

 

現地でどのような人と触れ合ったか教えてください

―UWC、UCLと多種多様な友達を作ることができた。UWCは90カ国以上から来た生徒と2年間を過ごし、異文化理解を含め、今までの自分の人生では想像のできないような経験を得られた。UCLでは1年目は寮生活であったため、いろんな専攻をしている友達を作ることができ、現在はUWCで一緒であり、ロンドンの大学に通っている友達とシェアハウスをしている。

 

現地で感動したこと・驚いたことはなんですか?

―ロンドンのバスは24時間動いているのもありますよ!東京よりそこは便利かもしれません。。。
地下鉄もほとんど止まったりしないので、(ストライキを除く。。)結構交通は便利です!
ちなみにビクトリア駅という大きなロンドンの駅があるのですが、ヒースロー空港(ロンドン一の空港)より1日の使用客数が多いみたいです!(どうでもいいですね。笑)
あとは。。。ウェールズの自然は最高!海岸線から牧場、農場まで全てが美しいです。

 

現地での活動を通して学んだことはなんですか?

―UWCでは90カ国以上の生徒が集まっていたため、それぞれがユニークなバックグラウンドからきていた。そこで学んだことは「一人の人間」として相手を見ること。これはとても簡単に聞こえるかもしれません。しかし、偏見を超えてその人を見るということは想像以上に難しい。偏見はあって当たり前。なぜならそれは私たちの育った環境の中に自然と存在しているから。一人一人をそれぞれ「一人の人間」として見ることで私たちが勝手に作り上げてしまった壁は自然と無 くなっていくと、UWCを、そしてUCLを通して学んだと思う。

 

これから世界に羽ばたこうとしている中高生へのメッセージ

―日本には世界の人口の約2%しかいない。つまり、日本にいると約2%の世界しか見れないということ。約2%を見て世界を知れますか?
一度でも世界へ羽ばたくこと、その2%の殻を破ることが大切です。新たな出会いに期待を抱き、残りの98%を感じに出かけてみてください。新たな出会いは新しい知識のはじまりです。
知識を深めるということは自分の可能性を広げるということ。常に「知りたい」という好奇心を忘れずに。理解できる喜びをぜひ自分で感じてみてください。

 

 

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